とーべーとべー

昨日はみなとみらいホールでラファウ・ブレハッチのピアノコンサートを聴きに行ってきました。
うまかった。
そして思ったより華奢だった。

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終演後楽譜にサインをもらってご満悦な甥っ子。
リュックで大荷物で来たと思ったらそういうことかい。

からの

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オクトーバーフェスト
広いなー。

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ビールは秋が一番うまし!

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ピアノ演奏芸術

今年に入ってアレックス先生に薦められた本「ピアノ演奏芸術」を実家から送ってもらい読みました。
著者はゲンリッヒ・ネイガウス。自身も演奏家ながらリヒテルなど多くのピアニストを育てた人です。それからブーニンのおじいさん。

アレックス先生のレッスンではしょっちゅうこの本の話が出てきました。
最初の方のレッスンではこの本と同じように最初に音楽へのイメージやアプローチを変えさせ、次にリズム、次に音、それらに結び付けて技術といった具合。

特にリズムについてはとても満足のいく説明になっていて、この本を読んでからかなり考え方が変わりました。
とても印象に残ったのは「容認することのできないテンポの加速や減速、ルバートをした演奏はメトロノームを重視しすぎた演奏よりも単調で退屈だ」
というところ。
もちろん芸術的演奏とは両者から遠く離れたものだとも書いています。

楽器を問わずとてもためになる本だと思いました。
ひょっとしてテンポがちがちの演奏をする人なんじゃないかな??とか思いましたが、彼の演奏を聴くと本当に自由な印象を受けます、しかしとても全体の調和が取れていて言いたいことがよく分かります。

盗んだテンポは返せ。
借りた金は返せ。
北方領土も・・・
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春の小鳥殺し

今日は今月初めてのアレックス先生のレッスンでした。
しばらく空いてしまったのは3つ前の記事でも書いたようにアレックス先生の背中の痛みの治療のため。
もう良くなったのかな?と思い部屋で待っているとそこにやってきたのは、痛みに顔を歪めたアレックス先生でした。

僕 「まだ背中の調子良くないのですか?」

先生 「いや、それが背中はもういいんだけど今度は腰が・・・」

僕 「どうしたのですか?ギターの弾きすぎですか?」

きっと多忙な先生はコンサート、レッスンなどで疲労が溜まってるんだろな。
やっぱ人気ギタリストは違うな!

なんて考えていた僕にとんでもない答えが返ってきました。


















先生 「いや、スキーで。」















えええーーーー!!??????

先生 「スキーしてたらババアが俺に突っ込んできたんだ!!!くそっ!!」


きっと背中の痛みもスキーでコケたかなんかなんでしょう。
3つ前の記事で「心配です」なんて書いた自分があほらしい。


そんな調子でレッスンはスタート。もちろん音楽では真面目ですごい人です。
曲はバレンシア組曲を持っていきました。
第1楽章はもうみてもらったので今日は第2楽章から。
楽譜で難所を変更しているところを元ので弾くように前回説明されたので、練習しましたがかなり難しい。
未だかつて出会ったことのない運指がたくさんでてきます。
しかし練習のときにねちっこく運指を考えたので運指の変更はほとんどなし。
よかった・・・。
そして音をつなげるのが難しい。やさしくなめらかにつなげて弾きたいところに限って「ポジション移動+和音」になっているのでしっかり聴かないとアクセントがついてしまいます。
リズムのとり方もなかなか・・。
そんな感じでとりあえず2楽章の最後までいきました。

帰宅して復習。
鉄は熱いうちに打てですね。
変化球は変化する前に打てとも!!(ちょっと違うか?)
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アジア人リサイタル

今日は学校でアジア人リサイタルがありました。これは、今一時帰国などの事情から出演できない数名を除いた、ルティエールにいるアジア人留学生のギタリスト3人で行われたものです。まぁあんまり普段の発表会と変わりませんが・・・。
僕はヘンデルの組曲7番からサラバンドとパッサカリアを弾きました。

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本番前に少し練習できました。
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終了後は寿司とシャンパンで打ち上げです!!
写真は左から先輩の大島さんとフェルナンド先生。
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ギターの先生でもあり副校長のアルナルドゥール氏。192cm。10cm分けてくれって言ったら断られました。ご親切にかがんでくれてます。。
最近海に行ったので大分黒くなってきました。これからはこんがりワイルド系ギタリストでいってみたいと思います。
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フラメンコ

今月だけ特別にフラメンコのレッスンを2回受けることにしました。
先日その1回目を受けてきました。フラメンコのフアン・ラモン先生はなにやら最近テレビでも活躍中の超テクニシャン!!
レッスンでは主にスケールとラスゲアードについて、フラメンコとクラシックの違いにも触れながら教えていただき、今までやったことのないラスゲアートやまたスケールを弾くときの疑問だったことがはっきりわかり、一時間でたくさんの発見がありました。
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ステファノ・グロンドーナマスタークラス

4月13、14、15日の3日間バルセロナでステファノ・グロンドーナ氏のマスタークラスが開かれ、受講してきました。
僕の受講日は15日で、持って行った曲は彼のCDにも録音されているアルベニスのカディス。彼のレッスンは「とにかくギターからいったん離れるところから」といった感じで、実際に音が出ているのはギターからでも、体から音を出すイメージでということを言われてました。そこから音を空間的に捉えることを始め、「この音はどこから持ってきてる?」や「もっと上だよ!」という様にレッスンが進められていきました。それに加え、さすが彼のレパートリーだけあって、彼のフレージングやテンポ設定など細かく学ぶことが出来ました。
レッスンの終わりには「なんか分かったみたいだね。」と一言!巨匠の貫禄を感じました!
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Lang Lang ピアノコンサート

中国人ピアニストLang・Lang氏のコンサートに行ってきました!!
以前からyoutubeでは何回も演奏を聴いていたのですが、生演奏は初めてでした。
かなり荒っぽい演奏をするのかと思っていたら(半分これを期待)意外にも出だしのモーツァルトからとても繊細な演奏、特にシューマンのトロイメライは本当にキレイなppで聴かせてくれました。でもやはり期待を裏切らず、グラナドスからはじけてくれました!!なんといってもプログラム最後のリストのハンガリー狂詩曲第2番は圧巻!youtubeでは意外とあまり走らない演奏もあったのですが、今日はやってくれました!
それに加えて彼自身、すごい楽しそうに体全体で表現するので、聴衆も本当に彼のコンサートを楽しんでいました。
コンサート終了後友人のコネで彼に会って握手することができました!「すごいよかった!」と僕が言うと「ありがと」と真顔で日本語で返してくれました。
    プログラム
MOZART; ソナタ  KV380
CHOPIN; ソナタ No.3 op.58
SCHUMANN; 子供の情景 op.15
GRANADOS; ゴイェスカス H 64
LIST; ペトラルカのソネット No.104 
         ハンガリー狂詩曲No.2

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デイビッド・ラッセルマスタークラス&コンサートpart.2

3日はホテルに1日滞在し、4日のコンサートの前に散策をしました。

そしていよいよコンサート!デイビッドが出てきた瞬間に会場がもう盛り上がっていました。メルツのエレジーとハンガリー風幻想曲では彼の持ち味であるすばらしい歌心、そしてまるでクラスでのお手本を見せてくれているかのように、右手はもちろんのこと左手の移動のときも全く雑音がありませんでした。
バッハやヴァイスを弾いても時代様式を逸脱していないのに、聴いていて本当にグッとくる演奏!!曲目最後のバリオスの森に夢みるでは完成された粒のそろったトレモロ、美しい高音と歌わせ方!!どんな曲を弾いても全く飽きることがありませんでした。
アンコール後多分生まれて初めてスタンディングオベーションやっちゃいました・・・。

コンサート後出てきた彼に「最高だった!!」と言うと、「今から飲みにいくぞ!」とのこと。なかなかない機会に便乗しました。それから「和樹、俺のママを紹介しよう!!」といってコンサートに来ていた彼のお母さんと挨拶のベソ(左右のほっぺたを合わせる挨拶)をしました。なんかその瞬間ギターがうまくなったような・・・・笑

5日にはバルセロナで学校のレッスンがあるため朝に帰り、6日にもう一度ジローナにきてマスタークラスを聴講しました。
写真は3日の受講後と6日のマスタークラスの合間に彼がバッハのG線上のアリアを弾いてるところです!!(ちなみに持参していったCD4枚にもこころよくすべてサインしていただけました!!)
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デイビッド・ラッセルマスタークラス&コンサートpart.1

ジローナという街のホールでデイビット・ラッセル氏の3、5、6日のマスタークラスそして4日のコンサートがありました。
まずは3日から。
ぼくはこの日の最後の受講でした。
ホールに入ると1組目がちょうどスタートしたところ。その横にいたのは紛れもなくギター界の貴公子デイビット・ラッセル!!
レッスンの最中で彼が愛器のダマンを弾くとホール中に広がる大音量!!一番後ろで聴いていてもそれはまるで耳元で弾かれているかのようでした。
僕が持っていった曲は
プラテーロと私から Ⅰプラテーロ、Ⅲアソテア(E・S・デラ・マーサ)
光なき練習曲(A・セゴビア)
時間の関係上アソテアは弾けませんでしたが、彼の常に歌手を意識した大胆かつ自然な歌わせ方、それからなんといっても彼の演奏の一番の魅力である音について色々なアドバイスをいただけました。例えば僕は1週間前に弦を替えていったのですが、「1、2、3弦で爪を滑らせて少しでも「カサッ」という音がしたらもう新しいのに替えなくてはならない、なぜならその雑音に隠れて他の雑音に気づけないから」という徹底ぶり。などなど・・。
自分のときも他の受講生のときもとても内容の濃いもので自分の課題がはっきりしました!

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國松竜次ギターコンサート

3、4日はデイビッド・ラッセル氏のマスタークラス&コンサートに行ってましたが、昨日は一度バルセロナに帰ってきました。今日またマスタークラスを聴講しに行こうと思っているので、それについては帰ってから報告します!!
昨夜は國松竜次さんのコンサートに行ってきました!!
國松さんにはこちらで学校や家のことなど色々お世話になりましたが、もうすぐ帰国ということでその前の最後のコンサートでした。
コンサートでは赤いセーターで登場し、自作の曲や編曲を交えてとても思い入れたっぷりの演奏!國松さんは自分の感情をギターにのせるのがとてもうまいギタリスト。日本に帰ってからも活躍を期待してます!!

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